梅の花
今年は弘前のさくらまつりの中止が決まり、
公園内の立ち入りもできなくなることが決まっている。
こういう状況だから仕方ないし、
正しい選択だと思うけど、
さくらまつりって、
長く辛い冬を耐えた先にあるご褒美のように感じていただけに、
それが無いというのはとても寂しい限り。
2021年にはコロナが収束し、
無事さくらまつりが開催されることを願う。
花つながりで、梅を見てきた。
津軽だと梅、桜、りんごという順番で花が咲くイメージがある。
でも桜がメインで、梅の花を見に行こうという機会は今までなかった。
2000本の梅の木からなる、北限の梅林だとか。
てことは北海道には梅林がないのかな?
まだ満開って感じではなかったけど、
一部の木はすでに花が咲いていた。
漂う甘い香りが印象的だった。
満開の桜のような豪華さはないけど、
控えめな美しさがあり、
しっかりと春の訪れを感じられた。
見に来ていた人は2~3組位で、
3密は心配ないかな。
見立て
畜生め。
すごく天気の良い日だったのに、
休日出勤だなんてもったいな。
でもコロナの騒ぎの中、
変わりなく働けるだけありがたいと思わなきゃと思う。
そんなこんなで石拾いができない時は、
今まで拾った石を見直すしん!
そうすることで、
やっぱりこの石は良いなぁとか、
これはいらないかなとか整理できる。
何度も手にとって、
マジマジと眺めてしまう石。
裏側は瑪瑙(めのう)というか化膿してるみたいになってるしん。
パッと見グロいけどなんか気になる。
さらには、この形はあれっぽいとか、
この模様は何かに見えるぞとか、
いわゆる「見立て」ってのが、
でてきたりもする。
本日の見立て
怒ったアンパンマン。
2020/3/22 七里長浜 石拾い
雪のとけた畑では、りんご農家が剪定をし、
小枝を燃やす。
土の見える田んぼでは、
まだわずかながら残った白鳥がせっせと何かを食べている。
そんな風景を横目に七里長浜を目指した。
今日は雨まじりの曇り空。
波はけっこう強い。
今朝の新聞の、
五所川原の海岸に無人のゴムボートが漂流したという記事を思い出し、
第一発見者にはなりたくないなぁと不安を覚えつつ浜におりた。
何度か来たことのある海岸だけど、
いつもは海を正面に右手側のほうにしか行ったことがなく、
今日は左手側に進んだ。
中々のゴミ。
ゴミできらめく世界が僕たちを拒んでも/空も飛べるはず
地平線を知りたくてゴミ山登る答え見つけよう/シロクマ
「ゴミ」という歌詞がたびたび登場するスピッツの曲。
どちらも良い曲。
今日の収穫。
なんか配色が良い感じ。
一見ただの石だけど
濁った見た目以上に光を通す瑪瑙
一部が大胆にめのう化していて、
「的入りめのう」って種類になるのかな?
裏側をよく見ると、
桜の花びらの形をしためのうの窓があった!
磨いてみたいなぁ。
他にもたくさん拾い過ぎた。
帰りに岩木山の麓にある、
新岡温泉に寄った。
浴槽や湯船がツルツルに感じられる、
黄色みがかったお湯は中々おすすめ。
イラスト付きでほのぼの。
2020/3/19 外ヶ浜町平舘 石拾い
平舘の鬼泊トンネル付近の海岸で拾った、
一見ただの小汚い石。
ビフォー(乾燥)
アフター(濡れ)
画像ではわかりにくいけど、
表面が石英質の膜でおおわれているような感じで、
その下にうっすらと赤や黒っぽい色が透けて見える。
触った感触もしっとり滑らかで心地よい。
ひょっとしたら「皮かぶり」っていう種類の錦石かも。しれない。
いや、なんというか、「皮かぶり」ってそっちを想像しちゃうよね。
人間だもの。
そしてすぐ近くの綱不知という海岸。
読み方がわからず、
「あみふち?」と頭で変換したが、
調べたら「つなしらず」が正解みたい。
綱(つな)と網(あみ)を間違ってる上に、
読み方も一文字も合ってなかった。。。
情けな。
ここで拾ったのはこちら。
ビフォー
アフター
ナマコみたい。
これはひょっとしたら、
舎利母石という石かも。しれない。
錦石の種類の名前は、
こちらの冊子を参考にさせてもらってます。
薄いけど内容はとても濃く、
錦石に興味のある方はぜひ手にして欲しい。
これに載っている、
津軽硬玉(ギョク)という錦石を見つけたい。
2020/3/8 七里長浜 石拾い
今日はとても気温が高く天気の良い一日だった。
行ったことのない浜辺に行ってみようと、
七里長浜にある出来島海岸へ向かった。
釣り人が結構いた。
ずーっと遠くまで浜が続いている。
七里って何キロ?
なんか良い石無いかな。
ん?
「なんと、スライムみたいな形をした石が、
仲間になりたそうにこちらを見ている!」
「仲間にしてあげますか?」
「はい」
「スライムみたいな石は嬉しそうにビニール袋にかけこんだ!」
こんなやりとりはあったものの、
はぐれメタル級のレアな石には出会えず少しして移動。
同じ七里長浜の南側の浜につながりそうな道を見つけ進んでみた。
なんか浜に水たまりみたいなのができてる。
石が濡れているから、
綺麗な石を探しやすそうだし、
大小色んな石があって、
良い意地に巡りあえそうな予感!
結構大きめな珪化木があった。
拾ってこなかったけど。
ここの浜は、
綺麗な赤い錦石がたくさん落ちてた。
収穫した石を厳選。
貝殻も。
今日の収穫で気になった石。
乾燥状態。
濡らした状態。
そんな変わらんね。
もう一つ。
乾燥状態。
なんてこと無い石に見えるけど。
濡らすと(乾くの早くて一部乾燥してるけど)、
草入り瑪瑙って石っぽくも見える。
おしまい。
2020/2/29 つがる市 七里長浜 石拾い
コロナウィルスで国中が騒がしい中、
4年に1度のこの日、海を目指した。
久しぶりの七里長浜。
浜に着いたときに軽トラが2台止まっていて、
同じ目的の人かと思いドキドキしたが、
どうやら犬の散歩で来ていた人のようだった。
未だ石拾いをしている人に海で出会ったことは無いが、
仮に会ったときの事を考えてシミュレーションしておかなければ。
「こんにちは、良い石ありましたか?」が自然でいいだろう。
ただ大事なのは、
その人が本当に石拾いが目的で来ているのかの見極めだ。
もし違ったら「はい?」と、変な空気になってしまうに違いない。
まぁ、いらぬ心配かな。
話は石拾いに戻り、
この日は朝から天気が良く波も穏やか。
途中長靴を忘れたことに気づいて不安だったけど、
スニーカーのままでも安心して石拾いができた。
落ちてる落ちてる。
奥の方まで歩くと、
木が打ち上げられてた。
どっから来たんだろう。
にしても木の根って凄い。
テトラポットの中も良さげな石が隠れていないかチェック。
気づいたら一時間半程、夢中になって探してた。
気になった石を濡らしてテトラポットの上で選定。
大きめのが多くて悩む・・・。
結果、結構な数を持ち帰り。
鹿の子石と言われる模様かな?って石をいくつか。
濡らし状態。
他にも模様が気になる系
さすがにこのまま石を拾い続けても増えてくばかりで仕方が無いので、
本格的に磨くほうにシフトをしていかないと。
自分で削るのもひとつだけど、
そろそろ詳しい人に話を聞いてみたいのもあるし、
時間があったら錦石の加工所を訪ねて見ようかと。
2020/02/21 深浦町 追良瀬 石拾い
久々の海と石拾い。
海ばみで、たげ、じゃわめいだ。
(出身国の言葉で、海を見てとても血が騒いだと言ってます)
久々に海を歩いて、
それだけで気持ちよかったので、
普段ならしゃがんで目を凝らして探したりするけど、
この日はあまり頑張らず、
立ち目線からだけで気になる石を拾った。
そうなると1番目に付くのは、
水に濡れて白く輝く瑪瑙。
ついつい余計に拾ってしまう。
この日の収穫
瑪瑙だけ。
他には…
こんな錦石っぽいのとか
他にも
こんなえぐい模様のとか
こんなのも!
この後ろのでかい奴、
模様が気になり、
お持ち帰りしてしまった。
磨けば化けるか。
いや、というか磨き道具持ってないんだった。